クルト・ラスヴィッツ賞2009受賞作発表

ドイツSF

Phantastik-Newsによると、クルト・ラスヴィッツ賞2009の受賞作が発表された。授賞式は9月12日、ドレスデンで開催されるペンタ・コンで行われる。
2008年刊行の作品が対象となる。今回、得票同数のため、短編部門はダブル・クラウンである。

長編部門:
Dietmar Dath / Die Abschaffung der Arten / 種の廃絶

短編部門:
Andreas Eschbach / Survival-Training / サヴァイヴァル訓練
(短編集『処女惑星/Ein unberührte Welt』収録)
Heidrun Jänchen, Ein Geschäft wie jedes andere / よくある商売
(アンソロジー『ロータス・エフェクト/Lotus-Effekt』収録)

うお……3作ともうちにある…ぞ?(汗) やっと「さよならステラ・マリス」読了したばっかなんだがー。
ちなみにエシュバッハの『処女惑星』はこれまで発表された全短編収録。Webで公開された『髪織絨毯職人』の番外編「再発見」や、日本ではドイツ語教材にも採用された「ハロウィン」等27篇が収められている。女戦士jpでフツーに買えたりする(少なくとも、買えた)ので、興味のおありな方はレッツ・トライ(^^)

その他6部門については、例によって例のごとく、次のd-infoあたりをご参照ください(笑)
っと、一応これだけは。

ドイツ語圏SFにおける永年の貢献に対する特別賞:
エルンスト・ヴルチェク――そのライフワークに

Posted by psytoh