ドイツSF大賞2010、ノミネート作

ドイツSF

5/2付けで、2010年ドイツSF大賞のノミネート作が発表された。
選考はドイツSF大賞選考委員会により、授賞式は9/18にライプツィヒで開催されるSFCDの年次大会(エルスターコン)内にて執りおこなわれる。

■長編部門 Sparte Bester Roman:
Michael R. Baier / Coruum 3 / コルーム3
Jan Gardemann / Der Remburg-Report / レンブルク・レポート
Karsten Kruschel / VILM / ヴィルム
Selim Özdogan / Zwischen zwei Träumen / ふたつの夢のはざまで
Uwe Post / Symbiose / 共生
Frank Schätzing/ Limit / リミット
Heinrich Steinfest / Gewitter über Pluto / 冥王星の天気
Juli Zeh / Corpus Delicti – Ein Prozeß / “罪体”コーパス・デリクタイ――プロセス

■短編部門 Sparte Beste Kurzgeschichte:
Matthias Falke / Boa Esperança / ボア・エスペランサ
Jan Gardemann / Techne / テクネ
Ernst-Eberhard Manski / Das Klassentreffen der Weserwinzer
/ ヴェーゼルヴィンツァー校の生徒集会
Helmuth W. Mommers / Mutter Erde, Vater Kosmos / 母なる地球、父なる宇宙
Niklas Peinecke / Klick, klick, Kaleidoskop / くるくる万華鏡
Gero Reimann / Kalchas wie kotzende Hunde
oder Warum Iphigenie in Aulis nicht geopfert werden konnte
/ おくびする犬のようなカルカス または タウリケのイピゲネイアが生贄をまぬがれた顛末
Gero Reimann / Im Äquilibrium / 平衡状態
Armin Rößler / Der Fänger / 捕食者
Christian Weis / Schöpfungsliberalismus / 創世のリベラリズム

以前紹介した、ラスヴィッツ賞ノミネートと、かぶっている作品あり、はじめて見る名前あり。
そしてまた、タイトルだけだと内容を妄想できない(笑)ものが多い。コーパス・デリクタイとか、むしろミステリ向きの題名じゃないかろうか。
※いま調べたのだw 犯罪がおこなわれていることを証拠立てるもの(例:死体)のようである。

■公式サイト:www.dsfp.de (現在、SFCDのサイトに転送される)

Posted by psytoh