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11/1、故ウィリアム・フォルツの名を冠したSF文学賞、第2回の受賞作が発表された。短篇で名を成したウィリーにちなみ、対象は短篇限定。また今回は「ロボット」というテーマが提示されていた。
最終選考委員は3名。アルント・エルマー ...

ハヤカワ版, 誤訳

ハヤカワ版:(p143)
 三四五六年、太陽系帝国はなお混乱していた。大群に勝利してから、十四年が経過しようとしているにもかかわらず。それでも、太陽系人類は活力をとりもどしたほうなのだ。銀河のほかの宙域では、依然として大群の傷 ...

メモ

die beiden untersten Finger/
試訳:薬指と小指を

笛吹きの授業で、「はい、そこでは両方の一番下の指を持ちあげてっ」と教えるシーン。辞書等にはまるで見あたらないが、どうやら「薬指と小指」の ...

ハヤカワ版, 誤訳

声が無限をつらぬいて流れていく。いたるところで、時空から乖離して。受容する感覚さえあるなら、誰にでも聞くことができる。けれど、何が起きたか気づくものは、そもそも宇宙に二体しか存在しなかった。
 “それ”と“反それ”である。

メモ

%タイトル%――というのはさておいて。
ドメインまで取得しておきながら、もう3ヵ月放置している。もったいないオバケが出そうなので、ここらで見切り発車してしまおう。

むかーしむかし、PRFCの会誌でやった、自虐企画『 ...

ドイツSF, 書籍・雑誌

今年でデビュー10周年というアンドレアス・エシュバッハ。9月には最新作、サスペンス巨編『ノーベル・プライス』が刊行されたばかり。
今回ご紹介するのは1996年刊行の第2長編『ソラー・ステーション』。近未来(というか、すでにパラ ...