rlmdi. 次回配本は…

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ここをご覧の方ならある程度ご承知のことかもしれないが、rlmdi.次回配本は『テラニア市街遊覧――太陽系政庁破壊計画』に正式決定した。

『太陽系政庁破壊計画』は、2000話『〈それ〉』の綴じ込み付録として出版されたもの。本編中で政庁の模型が披露された後、実際に竣工した政庁が登場する前、という位置で読者の前に提供される形だ。著者はローダン作家ウーヴェ・アントン。分量的にも本編の3分の1相当はある。

内容は、テラニア観光ツアーをしながら、地球の歴史=「これまでの物語」をツアコンの解説で理解するという、やや初心者向けガイダンス。ただし、われらがツアコンは、アルコンの破壊工作員がまぎれこんだという情報を得たTLDのエージェント、エルトルス人のレッカ・バレトゥス嬢である。彼女はツアーの終点である太陽系政庁までにテロリストを発見・捕縛できるだろうか……。

このたび、制作元であるVPM社のご了解と、日本での版権元・早川書房のご理解を頂戴し、無事、完訳本の出版にゴー・サインが出た。挿画にいたっては、原書で担当されたLEX氏のものを、そのまま使用する許可までいただいた。校正がようやく終わったばかりで、刊行時期はまだ決定していないが、近日登場! ということでひとつ……。

■「太陽系政庁破壊計画」プレビュー (現状、リンク切れ)

Posted by psytoh