アニューム主義者、だったか……

メモ, ローダン, 誤訳

Anjumisten / アニューミスト

前項でも取り上げている、「赤い宇宙の帝国」シリーズ。読むのにけっこう骨が折れるのは、用語がいちいち特殊だから。惑星コペルニクスのややネジのぶっとんだ科学者たちが大挙して異宇宙に移住し、拡張した帝国、という設定なので、一般的なことばと、ちょっとちがった言い回しをするのである。
「患者、という用語は使いません。パートナーと言います」 初対面のふとっちょ医者(男性)に「あなたのような方をパートナーにできて私は幸せです!」と宣言されて絶句したローダンは、そんな解説をうけることになるわけだ(笑)

さて、それと同列なわけではないが、従来「アンジュミスト」と訳してきた、赤い宇宙の帝国のレジスタンス組織であるが、これ、創設者 Claes Anjum にちなんだ命名であるそうな。
で、この Anjum 氏の姓名は、どちらもオランダ語系で、クラース・アニューム、と読むのがどうやら正しそう。
今後、当ごやてん内の記事では「アニューミスト」と記載することにしたので、前後で相違することになるがご了解いただきたい。
#って言うほど書いてないけどね(汗)

Posted by psytoh