ローダン・ヘフトのストーリー

8. 大群 / Der Schwarm

500-569話 / 西暦3438-3443年
銀河系、そして〈星々の大群〉のただなかにて

主な登場人物

  • ペリー・ローダン……テラナーは“宇宙規模の巨大機構”の片鱗に遭遇する
  • アラスカ・シェーデレーア……マスクマンは“宇宙的な”存在たちと邂逅する
  • サンダル・トーク……偽神に復讐を誓うエクソタ・アルファの領主
  • キトマ……謎に満ちた盲目の少女
  • シュミット……サイノスにして〈イマーゴ〉
  • ノストラダムス……南極の氷山からあらわれた予言者
  • ホルトガン・ロガ……ホモ・スペリオルの指導者
  • 〈黄色い偽神〉……〈大群〉の支配者たち

ストーリー

突如として銀河系を襲った知性体の総痴呆化――その原因は、全長数千光年の星団ごと宇宙を放浪する、巨大な〈大群〉だった。
細胞活性装置携行者やミュータント、メンタル安定化処置をうけた者たちといった、〈大群〉の放つ痴呆化放射線に耐性を有する人々を組織して、ローダンらは〈大群〉の目的の解明と痴呆化への対抗手段をもとめて苦闘する。

やがて、いくつかの手がかりから、〈大群〉が本来の支配者の手を離れ、〈黄色い偽神〉たちによって濫用されていることが判明。太古に〈大群〉を管理していたという種族サイノスとの協力によって、巨大な人工星団の制御惑星の捜索がはじまる。
だが、免疫者たちの活動を危険視した〈大群〉の支配者は、抵抗の最大の拠点、ソル星系を人工星団に併呑しようと図る……!!

Posted by psytoh